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トム・クルーズ主演の『トップガン』には様々な楽曲が使用されています。どれもシーンに合ったものであり、登場人物たちの心情もより深く感じられるようになるでしょう。「ディスコの父」とも呼ばれるイタリアの音楽プロデューサー、ジョルジオ・モロダーが参加している楽曲も多く、そのうちの一曲『Take My Breath Away』はアカデミー賞歌曲賞とゴールデングローブ賞歌曲賞を受賞しています。
目次
1986年公開の映画『トップガン』には、劇中でいくつもの楽曲が使用されています。この記事では、どのシーンでどのような曲が採用されているのか、そしてその曲は誰によって作成され、誰が歌っているのかについてまとめています。さらに2022年に公開された続編『トップガン マーヴェリック』の楽曲についても触れているので、『トップガン』好き・興味がある、という方はぜひご覧ください。
『Top Gun Anthem』は、オープニングのキャスト/スタッフクレジットで使用されるインストゥルメンタル・ロックです。またオープニングだけでなく、物語の後半で任務を終えたマーヴェリックたちが母艦に帰還する際にもこの曲が流れます。
ドイツの映画音楽作曲家であるハロルド・フォルターメイヤーが作曲とキーボードを担当。そしてギターはビリー・アイドルや氷室京介など様々なミュージシャンと共演をしているスティーヴ・スティーヴンスが務めました。1987年のグラミー賞では、最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞しています。
もう1つのオープニング曲は『Danger Zone』です。現在もBGM等で使用されることがあるため、トップガンを観たことがなくても聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか。劇中では、戦闘機が発進するシーンで『Top Gun Anthem』からこの曲にチェンジ。そのほか、オープニング以外における戦闘機が飛び立つシーンや、ミラマー海軍航空基地でマーヴェリックがバイクを走らせるシーンでも採用されています。
作曲は「ディスコの父」とも呼ばれるイタリアの音楽プロデューサージョルジオ・モロダーが、作詞はアメリカのソングライターであるトム・ウィットロックが担当。歌唱はアメリカのミュージシャン、ケニー・ロギンスが務めました。そして映画公開1か月後にはアメリカで代表的な音楽チャートである「ビルボードチャート」で2位にランクイン。サウンドトラックアルバムからシングルカットされ、人気を博しました。
マーヴェリックと彼の親友グースがパーティ会場へ赴くシーンで流れるのが『Lead Me On』です。そこで後にライバルとなるアイスマンと初めて会話をします。プロデュースはジョルジオ・モロダー、歌唱は「ソウルの女王」とも呼ばれるティーナ・マリーです。
『You've Lost That Lovin' Feeling(邦題:ふられた気持)』は、マーヴェリックが女性教官のチャーリーをそうとは知らずにナンパするシーンで流れる曲です。彼は彼女を口説こうと、いきなりマイクをとって歌い始めます。さらに会場にいる他の人々もそれに追随し歌い出すのでした。また、エンディングのとあるシーンでも再びこの曲が登場します。
アメリカのブルー・アイド・ソウルの代表格であるライチャス・ブラザーズのシングル作品で、この曲は全米1位を獲得。BMI調べによる「20世紀にアメリカのテレビやラジオで最もオンエアされた100曲」でも、800万回以上のオンエアで1位に輝きました。
マーヴェリックとチャーリーがバーで会話するシーンで流れるのは『Hot Summer Nights』です。ちなみにこの時、マーヴェリックはチャーリーに思いっきり振られてしまいます。男女混成4人編成のラテン・ポップ・グループであるマイアミ・サウンド・マシーンの楽曲です。
『Through The Fire』は、1回目の飛行訓練から戻ってきた更衣室でのシーンで採用されています。教官のジェスターに勝ったマーヴェリックは、普段は冷徹なアイスマンが苦言を呈するほど調子に乗っている様子。その言い合いの直前までこの曲が流れています。
アメリカのミュージシャン、ラリー・グリーンの楽曲です。FORTUNEのフロントマンとしてデビューしたものの、ヒットに恵まれず解散。その後はソロ活動を行ない、『トップガン』など様々なサウンドトラックに携わっています。
マーヴェリックたちがバレーボールをするシーンで流れるのが『Playing With The Boys』です。Danger Zoneでも登場したケニー・ロギンスの楽曲で、ビルボードチャートで最高60位を記録。ちなみに彼は2021年にバタフライ・ブーチャーをフィーチャーし、この楽曲を再収録しています。
『Take My Breath Away』は、マーヴェリックとチャーリーのシーンでよく使用されています。
(例)
この楽曲は本映画のためにジョルジオ・モロダーとトム・ウィットロックが作成し、アメリカのニュー・ウェイヴ、シンセポップバンドであるベルリンが歌唱を務めました。1986年にアカデミー賞歌曲賞とゴールデングローブ賞歌曲賞を受賞しています。
『(Sittin’ On) The Dock Of The Bay』は、チャーリー宅でマーヴェリックがこの曲の思い出を語るシーンで流れます。その話の内容とは、彼のバックボーンにかかわる重いものでした……。
アメリカのシンガーソングライターであるオーティス・レディングの楽曲。彼は事故死で夭折しましたが、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」第8位、「Q誌(注:イギリスの音楽雑誌)の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」第4位に選出されるなど、その後の音楽シーンに大きな影響を与えました。
『Heaven In Your Eyes』はグースとマーヴェリックがグースの妻キャロルの到着を待つレストランでのシーンで流れます。グース一家の仲睦まじさがわかる一幕です。こちらはカナダのロックバンド、ラヴァーボーイの楽曲。ビルボードチャートで12位を記録しました。
飛行訓練に失敗してしまった後に参加したパーティで、グースと一緒に歌うのが『Great Balls Of Fire』です。その軽快なリズムに合わせ、思わず踊り出したくなってしまいたくなります。
ジェリー・リー・ルイスの楽曲で、彼はアメリカのロック、ロカビリー、カントリーミュージックのシンガーソングライターであり、ピアニストです。初期はロックの先駆者として活躍し、その後カントリーへ転向。双方合わせて10回以上ゴールド・ディスクの認定を受けています。
卒業式の後に開かれたパーティ会場で流れているのは『Destination Unknown』です。訓練期間も終盤に差し掛かった頃、訓練中の事故によりグースが亡くなってしまいます。マーヴェリックは隊を去ることも考えますが、最終的には卒業式に出席することを決断したのでした。
マリエッタウォーターズはアメリカの歌手で、この曲が非常に有名です。『トップガン』以外にも『パーフェクト』、『ファイアー アンド アイス』などのサウンドトラックに参加しています。
『Radar Radio』は教官となったマーヴェリックがバーで飲んでいるシーンで流れます。本楽曲はジョルジオ・モロダーとトム・ウィットロックが作成し、アメリカの歌手であるジョー・ピズーロが歌唱を担当。スプリット盤(2~3組のアーティストの楽曲を1枚に収めたCD)で『Take My Breath Away』と共に収録されました。
エンディング曲であり、エンドロールで流れるのは『Mighty Wings』です。また物語序盤、最初の訓練時にも流れています。作詞・作曲はハロルド・フォルターメイヤーとソングライターのマーク・スピロ、歌唱はアメリカのロックバンド、チープ・トリックが担当。チープ・トリックは70年代に日本で人気を博し、武道館公演も行っています。また、2016年にロックの殿堂入りを果たしました。
映画『トップガン』の音楽はSpotifyやApple Music、YouTubeミュージックなど、さまざまなプラットフォームで配信されています。しかしこれらのサービスは全てストリーミング配信であり、インターネットに接続していないと楽しめません。
そこでおすすめなのがMusicFabを使ってパソコンに音楽をダウンロードする方法。MP3やM4Aなどの形式でローカルに保存できますので、完全オフラインで音楽を楽しめます。また、WAVやFLACなどのロスレス品質にも対応していますので、音質にこだわりたい方にもおすすめ。1曲数秒でダウンロードでき、アートワークや歌詞も保存できる点もメリットです。
こんな感じで『トップガン』のサウンドトラックを簡単にダウンロードできます。曲をダウンロードするだけで歌詞も一緒に保存されますよ。
①『トップガン マーヴェリック』の主題歌は?
主題歌はレディー・ガガの『Hold My Hand』です。前作の『トップガン』で使用された『Take My Breath Away』からインスピレーションを受けて今作のために制作した楽曲で、完成までに2年以上かかったと言います。しかし、彼女はこの曲を映画のためだけに作ったわけではありません。自信を失った人、絶望感を抱いている人達に「Hold My Hand (私の手を握って)」と手を差し伸べ、みんながいつか自分で自分を支えられる強さを持てるよう祈っている……とのことです。
②『トップガン マーヴェリック』のアメフトシーンの曲は?
若手のチームワークを強化するために、マーヴェリックはビーチでアメフトを行います。その際に流れるのはポップ・ロックバンドであるワンリパブリックの『I Ain’t Worried』です。ワンリパブリックは2002年にアメリカで結成され、日本でもワンマンライブを行なうなど人気を博しています。
③『トップガン』のメドレーはどこで聴ける?
公式でメドレーが聴けるところは残念ながらないようです。そのため、現在可能なのは以下の3点です。
CDに関しては、例えばHMVとタワーレコードで試聴が可能です。また、レコチョクでは『TOP GUN/SOUNDTRACK』を一曲ずつ、あるいはアルバムごと購入することができます。そしてAmazon Musicでは、Amazon Music選曲の「Music From トップガン」というプレイリストがあるので、加入している方はぜひアクセスしてみてください。
④『トップガン』のバラード曲は?
バラード曲として有名なのは『Take My Breath Away(邦題:愛は吐息のように)』です。「ディスコの父」とも呼ばれるジョルジオ・モロダーが作曲を手掛け、1980年代を中心に活躍したアメリカのバンド、ベルリンが歌唱を務めました。
⑤『トップガン』の主題歌を歌っている歌手は?
『トップガン』の主題歌は『Danger Zone』であり、これを歌っているのはアメリカのミュージシャンであるケニー・ロギンスです。
今回は映画『トップガン』で使用されているサウンドトラックを紹介していきました。こうしてみると、場面に合わせて様々な楽曲を使用していることがわかると思います。映画を観る際、背景に流れている曲に注目することで、より作品を味わうことができるかもしれません。また、CDを始めYouTubeやレコチョク、Amazon Musicなど楽曲単体を楽しむチャンネルはいくつもあるので、気になった方は聴いてみてはいかがでしょうか。