【無料】M4AをMP3に変換する方法は？iTunesでできる？おすすめフリーソフトも【Mac/Windows】

本記事は、ダウンロードした音楽ファイルの拡張子が見慣れない「.m4a」なので、慣れ親しんだ「.mp3」に変換したいと悩んでいる方のために書いていきます。結論からお伝えすると、ローカルに取り込んだM4Aは専用ソフトを使えば簡単にMP3に変換できます。SpotifyやAmazon Musicなど、ストリーミング音楽のM4AファイルをMP3に変換してダウンロードしたい方は、MusicFabを使いましょう。

「M4A」「MP3」とは？違いを比較

M4AとはAppleが開発した音楽ファイル。AACやALAC（Appleロスレス）を記録する形式でファイルが軽く音質が良いという特徴があります。パソコンであればM4Aがサポートされていることが多いですが、MP3と比較すると互換性が高いとはいえません。

一方、MP3はさまざまなデバイスと互換性を持つ音楽ファイル。スマホやタブレット、ゲーム機でも再生ができます。「MP3プレーヤー」という形で、まだスマホで音楽を聴くことが一般的ではなかった時代から、音楽形式として親しまれていました。

また、M4AはMP3の後に開発された形式で、現在も開発が続いています。一方MP3は開発からすでに30年以上経過しており、開発はすでに終了しました。

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ここでは「M4A」と「MP3」との違いは簡単に説明しますが、もっと詳しく知りたい場合は、『M4AとMP3の違いを解説！メリット・デメリットを徹底比較！』この記事を読んでください。

M4AをMP3に変換できるおすすめソフト3選

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今回は下記3つのソフトを紹介します。Real Player以外はWindowsでもMacでも動作します。

ストリーミング音楽を一括変換「MusicFab Converter」

MusicFabはSpotifyやAmazon Ｍusic、Apple Musicなどのストリーミング音楽サービスのM4Aファイルをロスレスでダウンロードし、MP3に変換できるソフトです。一般的な変換ソフトは、すでにローカルに保存されているM4Aしか変換できませんが、MusicFabならストリーミング形式のオーディオをMP3としてパソコンにダウンロードできます。

ソフトは、ダウンロードしたいサービスによって「MusicFab Spotify 変換ソフト」「MusicFab Amazon Music 変換ソフト」などが用意されており、全ての機能を備えた「MusicFabオールインワン」もリリースされています。

変換スピードは1曲あたり数秒と超高速。複数の音楽やポッドキャストをまとめてダウンロードできる機能もあり、対象サイトであれば99％の確率で処理が成功します。歌詞やアートワークなども一緒に保存できますので、オフライン再生する際も安心です。

＜MusicFabでM4AをMP3に変換する方法＞

今回はApple Musicを例に解説します。

1. MusicFab Apple Music 変換ソフトを起動してApple Musicのアイコンをタップ
2. Apple Musicのサイトが開くのでApple IDでログインする
3. MP3に変換する曲を含むプレイリストを検索（ポッドキャストでもOK）
4. プレイリストを再生すると自動的に解析が始まる
5. 形式に「MP3」を選択し、品質とダウンロードする曲を選ぶ
6. ダウンロードを開始する

再生機能搭載のフリーソフト「VLC Media Player」

動画や音声ファイルを再生できるフリーソフトとして知られているVLC Media Playerですが、実は変換ソフトも備えており、M4AをMP3に変換できます。対応形式は、M4A、MP3、OGG、MP4、TSなど。MP4からMP3に変換するといった、動画から音声を抽出する処理も行えます。ただ、やり方が複雑、フリーソフトなので変換に時間がかかるという点はデメリット。数クリックで簡単に変換したいという方には向かないかもしれません。

＜VLC Media PlayerでM4AをMP3に変換する方法＞

1. ライブラリ＞メディア＞変換/保存
2. 「＋」をクリックしてM4Aファイルを読み込む
3. プロファイルの欄で「MP3」を選択
4. 参照をクリックして出力先を選択する
5. 「開始」をクリックして処理を始める

安全に使用できるフリーソフト「Real Player」

Real PlayerはRealNetworks社が開発するメディアプレーヤーソフト。ストリーミング動画のダウンロードや変換機能も付いており、安全に使用できます。1995年に開発された老舗ソフトという点もポイントです。ただ、変換できるM4Aファイルはすでにローカルに保存されていなければいけません。MusicFabのようにストリーミング形式のM4AファイルをMP3に変換することはできませんので注意しましょう。

＜Real PlayerでM4AをMP3に変換する方法＞

1. Real Player Converterを起動してM4Aファイルを追加する
2. 「変換後のフォーマット」でMP3を選択して「スタート」をクリックする

【インストール不要】M4AをMP3に変換できるおすすめサイト2選

ノイズ除去や音声のトリミングもできる「MyEdit」

MyEditは画像や動画、音声ファイルの編集ができるインストール不要のオンラインサイトです。ファイル変換機能も搭載されており、任意のファイルをアップロードするだけで簡単に変換できます。プレミアム版と無料版があり、無料版の場合は1日1ファイルまでしか変換したファイルをダウンロードできません。

＜MyEditでM4AをMP3に変換する方法＞

1. オーディオ＞オーディオトリミングへ進む
2. 変換するM4Aファイルをアップロードする
3. 右上の「ダウンロード」横のプルダウンでMP3を選択
4. ファイルをダウンロードする

M4AやMP3以外の形式にも対応「Convertio」

Convertioは300以上のフォーマットに対応しているインストール不要の変換オンラインサイトです。一般的に無料のツールでは変換ファイルの容量上限が10MBに制限されている場合が多いですが、Convertioでは100MBまでサポートしています。ただし、有料プランにアップグレードしないと複数のファイルを同時変換することができません。

＜ConvertioでM4AをMP3に変換する方法＞

1. 「ファイルを選ぶ」をクリックしてM4Aをアップロードする
2. 出力形式をMP3に変換して「変換」をクリックする

まとめ

M4AをMP3に変換すれば、再生デバイスとの互換性が上がるためファイルの取り扱いがより楽になります。音質の劣化は起こりますが、もし設定できるならビットレートを192～320kbpsに設定するのがおすすめです。SpotifyやAmazon Music、Apple Musicなどの音楽をMP3としてダウンロードしたい方は、ぜひMusicFabを使ってくださいね。