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WAVをMP3に変換する方法|フリーソフト・オンラインサイト・スマホ対応まで解説

高橋キラ
2026-05-15T10:52:30.000000Z公開
執筆:高橋キラ

MP3はWAVを非可逆圧縮したもので、ファイルサイズが非常に軽くなる一方で音質はさほど劣化が見られない(圧縮時の設定による)のが特徴です。また、WAVからMP3に変換するには基本的にソフトが必要ですが、体験版を含めるといくつものフリーソフトがあります。変換に特化したシンプル設計型から編集作業もできる多機能型まで特徴は様々。普段使っているソフトにも変換機能が搭載されているかもしれません。

「WAVファイルをMP3に変換したい」「無料で使える変換ソフトやサイトを知りたい」「音質をできるだけ落とさずに軽くしたい」と思っていませんか?

WAVは音質を保ちやすい一方で、ファイルサイズが大きくなりやすい形式です。MP3に変換すると容量を小さくできるため、スマホでの保存、メールやクラウドでの共有、車載オーディオやMP3プレーヤーでの再生がしやすくなります。

結論からいうと、手軽に変換したいならオンラインサイト、安定して複数ファイルを変換したいならPCソフト、スマホだけで済ませたいなら変換アプリを使うのがおすすめです。本記事では、WAVをMP3に変換する方法と、フリーソフト・オンラインサイト・スマホアプリの選び方をわかりやすく解説します。

WAVをMP3に変換する方法

WAVをMP3に変換する方法は3つ

WAVからMP3への変換方法は、大きく分けると「オンラインサイト」「PCソフト」「スマホアプリ」の3つです。まずは、自分の作業環境に合う方法を選びましょう。

方法特徴向いている人
オンラインサイトインストール不要で、ブラウザ上でWAVをMP3に変換できる1〜数個のファイルを手早く変換したい人
PCソフト安定性が高く、一括変換や細かい音質設定もしやすい複数ファイルを変換したい人、音質やビットレートを調整したい人
スマホアプリPCなしでiPhoneやAndroid上の音声ファイルを変換できるスマホ内のWAVをそのままMP3にしたい人

迷った場合は、短い音声ならオンラインサイト、音楽ファイルや大量のWAVならPCソフトを選ぶと失敗しにくいです。会議録音や未公開音源など、外部サイトにアップロードしたくないファイルはPCソフトで変換するほうが安心です。

WAVとMP3の違い

WAVとMP3の違いは、主に圧縮方式とファイルサイズです。WAVは音声データの情報量が多く、MP3は圧縮によってファイルサイズを小さくした形式です。

形式特徴向いている用途
WAV非圧縮またはそれに近い形で音声を扱いやすく、情報量が多い録音、編集、マスターデータの保存、音質重視の管理
MP3音声を圧縮してファイルサイズを小さくできるスマホ保存、共有、車載再生、MP3プレーヤー、普段聴き

WAVは高音質だがファイルサイズが大きい

WAVは音声編集や録音現場でよく使われる形式です。情報量が多く、後から編集しやすい一方で、ファイルサイズが大きくなりやすいのが難点です。

たとえば、長時間の録音や複数の音源をWAVのまま保存すると、スマホやクラウド容量を圧迫しやすくなります。

MP3は軽くて保存・共有しやすい

MP3はファイルサイズを小さくできるため、スマホに入れて聴いたり、メールやクラウドで共有したりする用途に向いています。

音質を重視する場合は、128kbpsよりも192kbpsや320kbpsを選ぶと聴きやすくなります。ただし、ビットレートを高くするとファイルサイズも大きくなるため、用途に合わせて選びましょう。

WAVからMP3に変換すると音質はどうなる?

WAVからMP3に変換すると、一般的には非可逆圧縮になります。つまり、MP3化の過程で削られた音の情報は、あとから完全には戻せません。

ただし、普段スマホやイヤホンで聴く用途であれば、適切なビットレートを選ぶことで大きな違和感なく聴けることが多いです。編集用の元ファイルとして残したい場合は、WAVをバックアップしてからMP3に変換しましょう。

インストール不要でWAVをMP3に変換できるサイト

オンライン変換サイトは、ソフトをインストールせずにWAVをMP3に変換できるのがメリットです。短い音声や一時的な変換には便利ですが、ファイルを外部サーバーにアップロードする点には注意しましょう。

Convertio:ブラウザで手軽にWAVをMP3へ変換

ConvertioでWAVをMP3に変換する画面

Convertioは、WAVファイルをアップロードしてMP3に変換できるオンラインサービスです。インストール不要で使えるため、1〜数個のWAVをすぐMP3にしたい時に便利です。

  1. ConvertioのWAV MP3変換ページを開く
  2. [ファイルを選ぶ]からWAVファイルをアップロードする
  3. 出力形式がMP3になっていることを確認する
  4. 必要に応じてビットレートなどを調整する
  5. [変換]をクリックし、完了後にMP3をダウンロードする

大きなWAVファイルや複数ファイルをまとめて変換する場合は、アップロード時間や無料利用時の制限を確認してから使いましょう。

オーディオコンバータ online:複数形式に対応したオンライン変換

オーディオコンバータ onlineでWAVをMP3に変換する画面

オーディオコンバータ onlineは、WAV、MP3、M4A、FLACなど複数の音声形式に対応したオンライン変換ツールです。形式を選んで変換できるため、WAVからMP3だけでなく、ほかの音声形式を扱いたい時にも使いやすいです。

オンラインツールは便利ですが、会議録音、未公開音源、個人音声などをアップロードする場合は、利用規約やファイル削除ポリシーを確認してから使いましょう。

PCでWAVをMP3に変換できるフリーソフト

複数のWAVファイルをまとめて変換したい場合や、音質設定を細かく調整したい場合は、PCソフトのほうが安定しています。ここでは、WAVからMP3への変換に使いやすいソフトを紹介します。

VLC Media Player:再生も変換もできる定番ソフト

VLC Media PlayerでWAVをMP3に変換する画面

VLC Media Playerは、さまざまな音声・動画形式を再生できる定番のメディアプレーヤーです。再生だけでなく変換機能もあり、WAVからMP3への変換にも使えます。

  1. VLC Media Playerを起動する
  2. [メディア]>[変換/保存]を開く
  3. WAVファイルを追加する
  4. プロファイルでMP3系の形式を選ぶ
  5. 保存先を指定し、変換を開始する

すでにVLCを使っている人なら、追加ソフトを入れずに変換できるのがメリットです。ただし、初めて使う場合は変換画面の項目が少しわかりにくく感じることがあります。

XMedia Recode:細かい設定や一括変換に向く

XMedia RecodeでWAVをMP3に変換する画面

XMedia Recodeは、音声・動画ファイルの変換に対応したWindows向けソフトです。WAVからMP3への変換だけでなく、ビットレート、サンプルレート、チャンネルなどを細かく設定したい人に向いています。

複数ファイルの変換にも使いやすいため、録音データや音楽ファイルをまとめてMP3化したい場合に便利です。設定項目が多いぶん、初心者は最初に少し慣れが必要です。

iTunes:既存ライブラリのWAVをMP3に変換しやすい

iTunesでWAVをMP3に変換する画面

iTunesを使っている場合は、読み込んだWAVファイルをMP3として書き出せます。音楽ライブラリ内の曲を管理しながら変換したい人に向いています。

  1. iTunesを開き、WAVファイルをライブラリに追加する
  2. [編集]>[環境設定]>[一般]>[読み込み設定]を開く
  3. 読み込み方法で[MP3エンコーダ]を選ぶ
  4. 変換したい曲を選択する
  5. [ファイル]>[変換]>[MP3バージョンを作成]をクリックする

Apple Musicのサブスクリプション曲や保護されたファイルは、通常のWAVファイルと同じように自由にMP3化できるわけではありません。手元にあるWAVファイルや変換可能な音声ファイルを対象に使いましょう。

FlicFlac Audio Converter:ドラッグ&ドロップで簡単変換

FlicFlac Audio ConverterでWAVをMP3に変換する画面

FlicFlac Audio Converterは、WAV、MP3、FLAC、OGGなどの変換に対応した軽量ソフトです。ファイルをドラッグ&ドロップし、出力形式を選ぶだけで変換できるため、シンプルさを重視する人に向いています。

musicfab

英語表示が中心で、日本語UIには対応していません。細かい編集機能も少ないため、シンプルな変換向けです。

Freemake Audio Converter:複数形式に対応した変換ソフト

Freemake Audio ConverterでWAVをMP3に変換する画面

Freemake Audio Converterは、MP3、WAV、WMA、FLAC、AAC、M4A、OGGなど複数の音声形式に対応した変換ソフトです。複数ファイルをまとめて変換したい場合にも使えます。

musicfab

無料版では変換時間や機能に制限がある場合があります。長尺ファイルや大量変換を行う場合は、事前に制限を確認しましょう。

そのほかの変換ソフト

ソフト特徴注意点
DVDFab動画変換動画変換や音声抽出にも対応した多機能ソフトWAVからMP3だけが目的なら機能が多めです。
HitPaw Video Converter動画・音声・画像の変換に対応無料版では機能や回数に制限がある場合があります。
RealPlayerメディア再生と変換機能を備えたソフト変換専用ソフトではないため、用途に合うか確認しましょう。
iSofter MP3 変換動画・音声ファイルからMP3への変換に対応UIや対応環境が古く感じられる場合があります。
Windows Media PlayerCD音源をMP3として取り込む用途に使える手元のWAVファイルを直接MP3に変換する用途では向きません。

スマホでWAVをMP3に変換できるアプリ

PCを使わずにスマホだけでWAVをMP3に変換したい場合は、音声変換アプリを使います。短い録音やスマホ内の音声ファイルを変換したい時に便利です。

Android向け:オーディオコンバータ

AndroidでWAVをMP3に変換できるオーディオコンバータ

Android向けのオーディオコンバータ系アプリでは、WAV、FLAC、AACなどの音声ファイルをMP3に変換できます。アプリによっては複数ファイルの一括変換や、変換後の音声カットにも対応しています。

ただし、アプリ内広告、保存先、対応形式、変換後のファイル管理には差があります。変換後のMP3をファイルアプリで確認できるかもチェックしましょう。

iPhone/iPad向け:MP3変換/抽出 - Easy MP3 Converter

iPhoneでWAVをMP3に変換できるアプリ

iPhoneやiPadでは、ファイルアプリや他アプリからWAVを読み込み、MP3に変換できるアプリを使います。動画から音声を抽出したり、変換後の音声をアプリ内で再生したりできるものもあります。

iOSではファイルの保存場所がわかりにくい場合があります。変換後のMP3を[ファイル]アプリやクラウドストレージに保存できるか確認しておくと安心です。

サブスク音楽や音楽サービスの曲もMP3として保存したい場合

ここまで紹介したツールは、手元にあるWAVファイルをMP3に変換する方法です。一方で、Spotify、Apple Music、Amazon Music、YouTube Musicなどの音楽サービスの曲をPCでMP3として保存・管理したい場合は、通常のWAV変換ソフトだけでは対応できません。

このような場合は、MusicFab オールインワンを使う方法があります。複数の音楽サービスの曲、アルバム、プレイリストをMP3、M4A、WAV、FLAC、OPUSなどの形式でPCに保存できるため、自分用の音楽ライブラリをまとめて管理したい人に向いています。

musicfab
MusicFab オールインワン 詳細確認

複数の音楽サービスの曲、アルバム、プレイリストをPCで保存・管理したい人向けの音楽変換ソフトです。

  •   Spotify、Apple Music、Amazon Music、YouTube Musicなど複数サービスに対応
  •   MP3、M4A、WAV、FLAC、OPUSなどの形式に対応
  •   曲、アルバム、プレイリストをまとめて保存しやすい
  •   曲名、アーティスト名、アルバム名、アートワークなどのタグ情報を保持
  •   PC、スマホ、USBメモリ、車載オーディオ向けに整理しやすい

MusicFabは、手元のWAVファイルをMP3に変換するための一般的なフリーソフトとは役割が異なります。音楽サービスの曲やプレイリストをPCで保存し、用途に合わせてMP3などの形式で管理したい場合の選択肢として考えるとわかりやすいです。

保存・変換した音源は私的利用の範囲で管理し、配布・共有・販売は避けてください。また、各音楽サービスの利用規約と著作権法に注意して利用しましょう。

musicfab

WAVからMP3に変換する時の注意点

MP3にすると元の音質には完全に戻せない

WAVからMP3に変換すると、一般的には非可逆圧縮になります。一度MP3にした音声をWAVに戻しても、削られた情報が復活するわけではありません。

音質を重視する編集用データはWAVのまま保管し、共有用やスマホ再生用としてMP3を別に作るのがおすすめです。

ビットレートは用途に合わせて選ぶ

MP3の音質とファイルサイズは、ビットレートによって変わります。音声メモや会議録音なら128kbps〜192kbpsでも十分な場合があります。音楽用なら192kbps〜320kbpsを目安にすると聴きやすくなります。

用途目安ビットレート特徴
会議録音・音声メモ128kbps前後容量を抑えやすい
普段聴きの音楽192kbps〜256kbps音質と容量のバランスがよい
音質重視の音楽320kbps容量は増えるが聴きやすい

オンライン変換では個人音声のアップロードに注意する

オンライン変換サイトは便利ですが、ファイルを外部サーバーにアップロードして処理します。個人の会話、会議録音、未公開音源、仕事用の音声などは、利用規約や削除ポリシーを確認してから使いましょう。

外部にアップロードしたくない音声は、VLC、XMedia Recode、iTunesなどのPCソフトでローカル変換するほうが安心です。

WAVからMP3に変換できるツール比較表

ツール種類対応環境向いている用途注意点
Convertioオンラインサイトブラウザ短いWAVを手軽にMP3化アップロード制限や処理時間に注意
オーディオコンバータ onlineオンラインサイトブラウザ複数形式の音声変換個人音声のアップロードに注意
VLC Media PlayerPCソフトWindows/Mac/Linux既存ソフトでWAVをMP3に変換変換画面に慣れが必要
XMedia RecodePCソフトWindows一括変換・詳細設定設定項目が多い
iTunesPCソフトWindows/Macライブラリ内のWAVをMP3化保護された曲には使えない場合がある
FlicFlac Audio ConverterPCソフトWindows簡単操作で変換英語UI
Freemake Audio ConverterPCソフトWindows複数形式の音声変換無料版の制限に注意
オーディオコンバータスマホアプリAndroidスマホ内のWAVを変換保存先や広告表示を確認
Easy MP3 ConverterスマホアプリiPhone/iPadiOS上でMP3変換ファイル保存場所に注意
MusicFab オールインワン音楽サービス保存・変換ソフトWindows/Mac音楽サービスの曲やプレイリストをMP3などでPC管理手元のWAV変換専用ソフトとは役割が異なる

WAVからMP3への変換に関するFAQ

Q

WAVをMP3に変換すると音質は悪くなりますか?

一般的には音質情報の一部が削られます。MP3は非可逆圧縮のため、WAVと完全に同じ音質にはなりません。ただし、192kbps〜320kbps程度で変換すれば、普段聴きでは違和感が少ない場合が多いです。編集用の元ファイルはWAVのまま残しておきましょう。

A
Q

WAVからMP3に変換するならビットレートは何kbpsがいいですか?

音楽用なら192kbps〜320kbpsが使いやすいです。容量を抑えたい場合は192kbps、音質を重視する場合は320kbpsを選ぶとよいでしょう。会議録音や音声メモであれば、128kbps前後でも十分な場合があります。

A
Q

WAVをMP3に変換できる無料ソフトはありますか?

あります。VLC Media Player、XMedia Recode、FlicFlac Audio Converterなどが候補になります。iTunesを使っている場合は、読み込み設定をMP3エンコーダに変更してMP3バージョンを作成する方法もあります。

A
Q

インストール不要でWAVをMP3に変換できますか?

できます。Convertioやオーディオコンバータ onlineなどのオンライン変換サイトを使えば、ブラウザ上でWAVをMP3に変換できます。ただし、ファイルを外部サーバーにアップロードするため、個人音声や仕事用データでは注意が必要です。

A
Q

iPhoneやAndroidだけでWAVをMP3に変換できますか?

できます。iPhoneやAndroid向けの音声変換アプリを使えば、スマホ内のWAVをMP3に変換できます。ただし、PCソフトに比べると一括変換や細かい音質設定はしづらい場合があります。変換後の保存場所も確認しておきましょう。

A
Q

MP3をWAVに戻すと音質は元に戻りますか?

戻りません。MP3に変換した時点で削られた音の情報は、WAVに戻しても復元されません。あとから編集する可能性がある場合は、元のWAVファイルを必ず残しておくことをおすすめします。

A
Q

音楽サービスの曲をMP3として保存したい場合はどうすればいいですか?

手元のWAVファイルではなく、Spotify、Apple Music、Amazon Music、YouTube Musicなどの曲をMP3としてPCで管理したい場合は、通常のWAV変換ソフトでは対応できません。MusicFab オールインワンのような音楽サービス対応の保存・変換ソフトを使う方法があります。保存した音源は私的利用の範囲で管理しましょう。

A

まとめ

WAVをMP3に変換する方法は、オンラインサイト、PCソフト、スマホアプリの3つに分けられます。短い音声を手軽に変換したい場合はオンラインサイト、複数ファイルや音質設定を重視する場合はVLC、XMedia Recode、iTunesなどのPCソフトが向いています。

WAVからMP3に変換するとファイルサイズを小さくできますが、非可逆圧縮になるため、音質情報は完全には元に戻せません。元データとしてWAVを残し、共有用・スマホ再生用としてMP3を作るのがおすすめです。

また、Spotify、Apple Music、Amazon Music、YouTube Musicなどの音楽サービスの曲をMP3としてPCで保存・管理したい場合は、通常のWAV変換ソフトではなく、MusicFab オールインワンのような音楽サービス対応ソフトを使う方法があります。用途に合わせて、自分に合う変換方法を選びましょう。

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