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2021年にハイレゾ導入を発表するも他サービスのロスレス提供により延期したとみられるSpotifyですが、2年の時を経て今年中の実現が目されています。報道によると現在のPremiumプランとは別のプランが新設されるとのことです。ちなみに現状は最大320kbpsで、これでも十分快適に聴くことができます。もしも違和感を抱いた場合はデバイスやイヤホンを変えてみると意外と変わって聴こえるようになりますよ。
2021年にHiFi導入をアナウンスするものの延期し続けてきたSpotify。しかし2023年中に遂に実現されるのではというニュースが飛び込んできました。公式発表ではないものの、2年越しということもあって期待が高まってしまいますよね。結論からお伝えすると、Amazon MusicやApple Musicがハイレゾに対応している中、Spotifyでは最高音質320kbpsとなっているため「音質悪い」という意見は、ビットレートだけ見ると正しいです。
では、そんなSpotifyがHiFiに対応する日が来るのでしょうか?今回はこれまでの経過とともに現状の音質についても詳しく解説していきます。
そもそも「HiFi」というワード、聞いたことはあるものの具体的にはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。ここではLoFiやハイレゾと比較しながら解説していきます。
HiFiとは「High Fidelity」の略で日本語に訳すと「高−忠実度」という意味。音響に関して用いられる場合が多く、原音や原画に忠実に再生される状態のことを指します。特に再生機器について言及される時はノイズやひずみが限りなくゼロに近いということです。
LoFiは「Low-Fidelity」の略でHiFiと対極にいるようですが、どちらかというと価値観やそれを用いた音楽に対して用いられることが多い言葉です。以前は「録音環境の悪い」というスラングでしたが、オルタナティブ・ロックなどの流れで重要視されるように。ノイズや環境音などのアナログ感をあえて出すサウンドとして今でも使われています。
ハイレゾとは「High-Resolution Audio」の略で「高−解像度な音源」という意味です。CDの一般的な規格よりも音質の良いものを指し、具体的には44.1kHz / 16bitよりも上ということになります。
HiFiもハイレゾも一般的に高音質のものを指しますが、前者は「概念」で後者は「規格」と区別できるかもしれません。HiFiは数値で表せるものではなく原音に忠実であればあるほど良いという方向性ですが、ハイレゾは数値によって決定されるものなのです。
当初は2021年にHiFiを開始するとしていたものの、長らく延期となっていました。しかしアメリカのBloomberg(ブルームバーグテレビジョン)は2023年、つまり年内に開始されるのではと指摘しています。現在Spotifyの有料コンテンツは個人プランで月額980円ですが、HiFiはそれよりも高くなる見通しです。
公式からの直接的な言及はありませんが、Amazon MusicやApple Musicが無料でロスレス音源を無料で提供し始めたのが要因だったのではないかという見方をされています。ロスレスというのは圧縮方式の一つで、圧縮しても劣化せずに元の音質を保てるのが特徴です。つまりシステムは違っても高音質での再生という部分は同じ。それを先立って無料で配信されてしまったため、Spotifyは延期という形をとったのでしょう。
公式からの発表はまだなので明言はできませんが、Bloombergの報道によると「Supremium」という新たなプランを設置するのではと言われています。こちらは現在の「Premium」よりも高額になるとみられていますが、現在PremiumプランがAmazon MusicやApple Musicの同等プランよりも低価格なため、Supremiumプランはロスレス対応の2社と同じくらいの価格になるかもしれませんね。
Spotifyの音楽を高音質のままハードディスクに保存してオフライン再生したいなら、「MusicFab Spotify 変換ソフト」がおすすめ。本ソフトはオリジナル形式のM4Aでダウンロードできるだけでなく、MP3やFLACなどさまざまな形式に変換できます。ロスレス品質のドルビーアトモスやOPUSをサポートしていますので、ダウンロードの可否だけでなくその質にもこだわりたいという方は、ぜひ「MusicFab Spotify 変換ソフト」を使ってみてください。
<MusicFab Spotify 変換ソフトでSpotifyの曲を変換する方法>
2021年2月にHiFiの導入が発表され同年末までに実装される見込みでしたが、翌2022年の1月にモデレーターのYordan氏が「まだ詳細をお伝えできるタイミングではありません」と発言。そしてその後、共同社長のGustav Söderström氏はThe VergeのインタビューでHiFiが現在も実施予定のものであると述べていますが、具体的な日程については明言していません。
Spotifyの音質は無料プランと有料プランで異なっており、より高音質が出る有料プラ���では最高320Kbpsとなっています(無料プランは最高160Kbps)。対してハイレゾは2304Kbps(96kHz)あるいは4608Kbps(192kHz)なので、現状ではハイレゾで聴くことができません。しかし320Kbpsも十分高い音質なので快適に音楽を楽しむことができるでしょ���。
スマホやPCにアプリをインストールせずにWebブラウザ上で聴く「Web Player」の場合、無料プランは「AAC 128Kbps」、有料プランは「AAC 256Kbps」です。
音質の改善のために特定の周波数を上下させるイコライザーですが、Spotifyでは全部で22種類あります。どのジャンルでも使えるのが「Perfect」で、これは元々iTunesで使われていた人気の設定です。またこれを元にした「Eargasm Explosion」ではよりハッキリした音響を楽しめます。
今回はSpotifyのHiFi事情について解説していきました。2021年の発表から2年以上が経過しましたが、依然としてHiFi実装には至っていません。しかし関係者のインタビューからは前向きな様子が見て取れましたし、公式発表ではないものの準備は着々と整ってきているという話もありました。現実のものとなった時にはサブスク業界に新たな風が吹くでしょうから、今後の展開が楽しみですね。
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