Spotifyの通信量は最高音質で1曲あたり12MBほどです。5GBなどの低パケットプランを利用している方は1日あたり13曲ほどしか聴けませんので、かなり厳しい制限に感じるでしょう。Spotifyの通信量を節約したい、追加で4G/5Gを購入するような余計な通信料を掛けたくないという方は、設定を見直す、ダウンロードするなどの対策を検討してみてください。
SpotifyはWi-Fiなしで再生すると、4G・5Gなどのモバイル通信を使います。つまり、外出先でストリーミング再生を続けるほどギガを消費します。
この記事では、Spotifyの通信量が1曲・1時間でどれくらいか、通信量を節約する設定、そして再生時のギガ消費をできるだけなくす方法を順番に解説します。音質を下げるだけの節約から、曲をあらかじめ保存してローカル再生する方法まで、自分の使い方に合わせて選べるように整理しました。

- Spotifyはモバイル通信で再生するとギガを使います。
- 通信量は音質設定によって大きく変わります。
- 低音質なら1時間あたり約10MB、最高音質なら約144MBが目安です。
- Premiumのオフライン再生は、Wi-Fiで事前ダウンロードすれば外出先の通信量を抑えられます。
- Spotifyの曲を音源ファイルとして保存し、ローカル再生すれば、再生時のストリーミング通信を避けやすくなります。
Spotifyはギガを使う?まず結論
Spotifyはストリーミング配信サービスなので、Wi-Fiに接続していない状態で曲を再生すると、スマホのモバイルデータ通信を使います。通勤中や外出先で長時間聴く場合は、音質設定や再生方法によってギガの減り方が大きく変わります。
| 聴き方 | ギガを使う? | ポイント |
| モバイル通信でストリーミング再生 | 使う | 音質が高いほど通信量が増えます。 |
| Wi-Fiでストリーミング再生 | スマホのギガは使わない | Wi-Fi側の通信を使います。 |
| Premiumで事前ダウンロードしてオフライン再生 | 再生時は基本的に使わない | ダウンロード時は通信を使うため、Wi-Fi接続時に行いましょう。 |
| 保存済みの音源ファイルをローカル再生 | 使わない | 端末内のファイルを再生するため、再生時にストリーミング通信を使いません。 |
「Spotifyでギガを使わない」と言っても、方法には段階があります。音質を下げる方法は通信量を減らす方法、オフライン再生は再生時の通信を避ける方法、音源ファイルとして保存してローカル再生する方法は、Spotifyのストリーミング通信から切り離して聴く方法です。
Spotifyの通信量はどれくらい?音質別に確認
Spotifyの通信量は、再生時間と音質で変わります。1曲を5分として考えると、低音質なら約1MB、高音質なら約6MB、最高音質なら約12MBが目安です。
1曲・1時間あたりの通信量
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音質 |
5分あたり |
1時間あたり |
おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|
|
低音質(24kbps) |
約1MB |
約10MB |
ギガ節約を最優先したい時 |
|
標準音質(96kbps) |
約4MB |
約43MB |
普段使いで通信量も抑えたい時 |
|
高音質(160kbps) |
約6MB |
約72MB |
音質と通信量のバランスを取りたい時 |
|
最高音質(320kbps) |
約12MB |
約144MB |
Premiumで音質を重視したい時 |
|
Lossless |
曲により変動 |
通常音質より大きく増える |
Wi-Fi環境での利用がおすすめ |
モバイル通信で毎日聴く場合は、モバイル通信時の音質を[自動]または低めに設定しておくと安心です。音質を上げるほど、同じ1時間でも使うデータ量は増えます。
5GB・10GBで聴ける曲数の目安
月5GBや10GBのスマホプランでSpotifyを聴く場合、音質によって聴ける曲数は大きく変わります。下記は5分の曲で考えたおおよその目安です。
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音質 |
5GBプラン |
10GBプラン |
注意点 |
|---|---|---|---|
|
低音質(24kbps) |
約5,000曲 |
約10,000曲 |
音質より節約重視 |
|
標準音質(96kbps) |
約1,250曲 |
約2,500曲 |
日常使い向き |
|
高音質(160kbps) |
約833曲 |
約1,666曲 |
長時間再生では注意 |
|
最高音質(320kbps) |
約416曲 |
約832曲 |
外出先ではWi-Fiやオフライン再生推奨 |
実際には、SNS、動画、地図アプリ、ブラウザ検索などでもギガを使います。5GBプランでSpotifyを最高音質のまま毎日聴くと、Spotifyだけで容量を圧迫しやすくなります。
Lossless音質は通信量が大きく増える
Spotify Premiumでは、利用できる環境でLossless音質を選べるようになっています。Losslessは高音質で聴ける一方、通常の圧縮音質よりデータ量が大きくなります。
モバイル通信でLosslessを使うと、短時間でも通信量が増えやすくなります。音質を重視したい場合でも、LosslessはWi-Fi接続時やダウンロード時に使い、モバイル通信では[自動][低音質][標準音質]などを選ぶと通信量を管理しやすくなります。
Spotifyの通信量を節約する基本設定
通信量を節約したい時は、まずSpotifyアプリ内の設定を見直しましょう。ここで紹介する方法は、Spotifyをストリーミング再生しながらデータ消費を減らすための基本設定です。
音質を下げる
最も効果が分かりやすいのは、モバイル通信時の音質を下げることです。低音質や標準音質にすると、1時間あたりの通信量を抑えられます。
Wi-Fi接続時は高音質、モバイル通信時は低めの音質というように分けて設定すると、音質と通信量のバランスを取りやすくなります。
データ節約モードをオンにする
データ節約モードは、音質や表示内容を調整して通信量を抑えやすくする設定です。細かい設定を一つずつ変えるのが面倒な場合は、まずデータ節約モードをオンにしておきましょう。


Canvasをオフにする
Spotify Canvasは、曲の再生中に短いループ動画を表示する機能です。音楽だけを聴きたい場合は、Canvasをオフにしておくと余計な表示を抑えられます。

自動再生をオフにする
Spotifyには、選んだ曲やプレイリストが終わった後に似た曲を自動で再生する機能があります。便利ですが、気づかないうちに再生が続いて通信量が増える原因になります。

動画付きポッドキャストをモバイル通信で再生しない
Spotifyの一部のポッドキャストには動画が含まれています。動画は音楽だけの再生より通信量が大きくなりやすいため、モバイル通信では注意しましょう。
動画付きポッドキャストはWi-Fi環境で視聴するか、外出先では音声だけで楽しめる番組を選ぶと通信量を抑えやすくなります。

歌詞や動画表示を必要な時だけ開く
歌詞表示や関連コンテンツは便利ですが、通信量を少しでも抑えたい時は、必要な時だけ開く運用にしましょう。音楽だけを流す時間が長い人ほど、余計な表示を減らすことでデータ消費を抑えやすくなります。

Spotifyでギガを使わない方法
ここからは、Spotifyの通信量を「少なくする」だけではなく、再生時のギガ消費をできるだけなくす方法を紹介します。ポイントは、外出先でストリーミング再生しない状態を作ることです。
方法1:Wi-Fi環境で再生・ダウンロードする
最も簡単なのは、SpotifyをWi-Fi環境で使うことです。自宅や職場、カフェなどのWi-Fiに接続している時に再生すれば、スマホのモバイルデータ通信は消費しません。
外出先で聴く予定がある場合は、Wi-Fi環境でよく聴くプレイリストやアルバムを事前に準備しておくと安心です。特に長時間の移動前は、モバイル通信での再生を避けるだけで大きな節約になります。
方法2:Premiumのオフライン再生を使う
Spotify Premiumでは、曲、アルバム、プレイリスト、ポッドキャストをダウンロードしてオフライン再生できます。Wi-Fi接続時に事前ダウンロードしておけば、外出先では再生時の通信量を抑えられます。
注意点:ダウンロード時にモバイル通信を使う設定になっていると、ダウンロードの段階で大きく通信量を消費します。Wi-Fi接続時だけダウンロードする設定にしておきましょう。
設定は、[設定とプライバシー]>[データの節約とオフライン]から確認できます。[データ通信でダウンロード]がオンになっている場合は、Wi-Fiだけでダウンロードしたい時にオフへ切り替えます。

Premiumのオフライン再生は便利ですが、保存した曲はSpotifyアプリ内で再生する仕組みです。MP3ファイルとしてUSBやSDカードに移したり、別の音楽プレーヤーで自由に管理したりする使い方とは異なります。
方法3:MusicFabでSpotifyの曲を保存し、再生時の通信量を使わない
Spotifyの通信量を根本的に減らしたい場合は、ストリーミング再生ではなく、曲をあらかじめローカル音源ファイルとして保存しておく方法があります。再生するたびにSpotifyからデータを読み込むのではなく、PCやスマホ内の音楽ファイルを再生する形になるため、保存後の再生ではモバイル通信を使いません。
この方法に使えるのが、MusicFab Spotify 変換ソフト。
MusicFab Spotify 変換ソフトでは、Spotifyの曲をMP3、M4A、FLAC、WAV、OPUSなどの形式でPCに保存できます。Wi-Fi環境でよく聴く曲をまとめて保存しておけば、外出先では保存済みの音源を再生するだけなので、Spotifyのストリーミング再生によるギガ消費を避けやすくなります。
MusicFabでSpotifyの曲を保存する手順

保存した音源は、PCの音楽プレーヤーで再生したり、スマホ、MP3プレーヤー、USBメモリ、SDカード、カーオーディオなどに移して聴いたりできます。Spotifyアプリ内のオフライン再生とは違い、ローカル音源として扱いやすいのがポイントです。
保存・変換した音源は私的利用の範囲で管理し、配布・共有・販売は避けてください。また、Spotifyの利用規約と著作権法に注意して利用しましょう。
Spotifyの通信量が多い時のチェックリスト
Spotifyの通信量が急に増えた、いつの間にかギガを使いすぎていると感じたら、次の項目を確認しましょう。
| 確認項目 | 見直すポイント |
| 音質設定 | モバイル通信時に高音質・最高音質・Losslessを使っていないか確認します。 |
| データ節約モード | [データの節約とオフライン]でデータ節約モードがオンになっているか確認します。 |
| ダウンロード設定 | モバイル通信でダウンロードする設定になっていないか確認します。 |
| 自動再生 | 再生終了後も曲が流れ続けていないか確認します。 |
| Canvas | 短いループ動画の表示をオフにできるか確認します。 |
| 動画付きポッドキャスト | 動画付き番組をモバイル通信で再生していないか確認します。 |
| スマホ本体の設定 | iPhoneの省データモード、Androidのデータセーバー、アプリ別通信量を確認します。 |
iPhoneの場合は、[設定]>[モバイル通信]>[通信のオプション]から省データモードを確認できます。スマホ本体側でデータ節約設定が有効になっていると、Spotify側の設定だけでは変化を感じにくいことがあります。

よくある質問
SpotifyはWi-Fiなしだとギガを使いますか?
はい。Spotifyを4Gや5Gなどのモバイル通信でストリーミング再生するとギガを使います。ギガを使いたくない場合は、Wi-Fi接続時の再生、Premiumのオフライン再生、保存済み音源のローカル再生を使い分けましょう。
ASpotifyは1時間でどれくらい通信量を使いますか?
音質によって変わります。低音質なら約10MB、標準音質なら約43MB、高音質なら約72MB、最高音質なら約144MBが1時間あたりの目安です。Lossless音質では通常音質よりさらに大きく増えます。
ASpotifyのオフライン再生はギガを使いますか?
事前にWi-Fiでダウンロードしておけば、オフライン再生中は基本的に再生そのものにモバイル通信を使いません。ただし、ダウンロード時にモバイル通信を使う設定になっていると、その時点でギガを消費します。
ASpotify無料プランでギガを使わずに聴けますか?
無料プランではSpotifyの曲をダウンロードしてオフライン再生する機能は使えません。Wi-Fi接続時に聴く、音質を下げる、データ節約モードを使うなどでモバイル通信量を抑えましょう。
ASpotifyのデータ節約モードはどのくらい効果がありますか?
効果は再生時間や設定によって変わりますが、音質や表示内容を抑えることで通信量を減らしやすくなります。長時間モバイル通信で聴く人は、音質設定、Canvasオフ、自動再生オフとあわせて使うと効果的です。
ASpotifyのLossless音質は通信量が多いですか?
はい。Lossless音質は通常の圧縮音質よりデータ量が大きくなります。モバイル通信では通信量が増えやすいため、Wi-Fi接続時やダウンロード時に使うのがおすすめです。
ASpotifyのCanvasをオフにすると通信量は減りますか?
大幅な節約ではありませんが、短いループ動画の表示を減らせるため、モバイル通信で長時間使う人には見直す価値があります。動画付きポッドキャストの再生を避けることも重要です。
Aまとめ
SpotifyはWi-Fiなしで再生するとギガを使います。通信量は音質によって大きく変わり、低音質なら1時間あたり約10MB、最高音質なら約144MBが目安です。Lossless音質を使う場合は、通常音質よりさらに通信量が増えるため、モバイル通信では注意しましょう。
通信量を節約するには、音質を下げる、データ節約モードをオンにする、Canvasや自動再生をオフにする、動画付きポッドキャストをモバイル通信で再生しないことが効果的です。
ギガを使わずにSpotifyを聴きたい場合は、Wi-Fiでの再生、Premiumのオフライン再生、保存済み音源のローカル再生を使い分けましょう。特にMusicFab Spotify 変換ソフトで曲を音源ファイルとして保存しておけば、再生時にSpotifyのストリーミング通信を使わずに音楽を楽しみやすくなります。




